安心・安全な
見守りサポート
(田園調布雙葉学園)
映像解析による車両/不審者検知の実証実験
本件は、NTTグループと田園調布雙葉学園と共同で開始した、学校での安心・安全を提供するスマートキャンパスソリューションの開発における実証実験です。
安全なキャンパスライフをサポートする取り組みとしては、車両通行経路上にカメラを設置し交通量データを収集することで予め危険な時間帯や事故要因の分析および対策の補助を行うと共に、横断歩道を補完するカメラにて安全状況をモニタリングし車両通過時のパトランプでの事前警告により生徒の飛び出しを防止します。
また安心なキャンパスライフをサポートする取り組みとして、登録された不審者の「顔+全身」にて高解像度ビデオカメラおよびIoTデバイスを使用した自動検知や、不審行動をする前の「心理的違和感」の検出による不審者検知・再度現れた場合の検知に備えた自動登録を行い、学校関係者に通知する仕組みを提供しております。
本実証実験では、以下内容の役割を果たしております。
◇安全なキャンパスライフをサポートする取り組み(車両検知)
- 生徒の飛び出し防止を目的としたパトランプによる車両通過の事前警告
- 万一の事故発生時の過去映像の確認・取出が可能
- カメラ新規設置による正門付近のカメラ映像のリアルタイム画面表示
- 交通状況の可視化による危険な時間帯や事故要因の分析および対策の補助が可能
◇安心なキャンパスライフをサポートする取り組み(不審者検知)
- カメラ映像のリアルタイム画面表示
- 「顔+全身」のリアルタイム監視を実現(不審者登録機能)
- 映像または静止画による事前の不審者登録
- 不審者検知情報の通知(メール)と不審者情報履歴の表示
提供価値と今後の展望
近年、児童・生徒の生活を脅かすリスクが増加しており、その対策が強く求められています。学園近隣での危険因子に対して事前に検知・回避ができる仕組みを提供することで、犯罪や事故を未然に防止することを目的としております。
NTTデータでは、今後も学生や職員関係者等それぞれの視点で安心かつ安全で快適なキャンパスライフの実現をテクノロジーでサポートしていきます。