職・住・遊複合街づくり
に繋がる都市情報活用
(豊洲)

リアルタイムデータ融合による「バーチャル豊洲」構築取組

NTTデータでは、国交省スマートシティ先行モデルプロジェクト、スマート東京先行的モデル構築プロジェクトに選定され、近年急速に発展する豊洲エリアの都市活動の可視化を図る「バーチャル豊洲」を構築いたしました。職・住・遊が融合し、リアル世界の各種サービスと連携した「ミクストユース型スマートシティ」を実現することで、豊洲に暮らし、働き、訪れる多様な人々に、個々人のニーズ充足と満足度向上と共に、まちの課題解決を目指します。

本取組の主な特徴は以下の通りです。

  • 豊洲データプラットフォームに収集されるデータの2D/3DMAP表示
    3DMAP:各所に設置された環境センサから得られるリアルタイムの気象情報(天気、気温、雨量、湿度、風向/風量)や、商業店舗の満空情報
    2DMAP:交差点などに設置したLiDAR等のセンサから得られた人流・交通流データや、各駅の改札機の通過人数情報
  • モバイルデータをベースとした人流/交通流データの分析
    モバイルデータをベースに各施設の滞在人数、平均滞在時間、道路ごとの交通量等を収集・可視化、各施設への訪問前後に滞在した施設及び移動手段などを分析

リアルタイムデータ融合による「バーチャル豊洲」構築の取組

提供価値と今後の展望

本件は、実在する都市をバーチャルで再現することで、街全体の状況を可視化し、混雑・渋滞等を避けた快適な移動や生活体験を可能とします。

NTTデータでは今後も、実証実験を通じて得られた知見をふまえ、目的や交通状況等に合わせた経路レコメンドや移動ルート・手段の最適化への活用、実在情報に留まらない工事中の場所や建造物の配置含めたよりリアルな空間の再現や災害等様々な事態を想定した街づくりへの活用、有事の際の避難状況リアルタイム可視化による迅速な救助対策や生活者に対する避難場所・経路示唆等の継続的な検討・検証を行い、生活者一人ひとりに寄り添った街づくりに寄与していきます。