ラストワンマイルを担う
モビリティ空間創出
(大丸有)

自動運転モビリティ走行実証実験における都市OSの活用

本件は、国土交通省スマートシティモデル事業、スマート東京(東京版Society5.0)の実現に向けた先行実施エリアプロジェクトの選定を受けている「大手町・丸の内・有楽町地区スマートシティ(以下、大丸有スマートシティ)プロジェクト」における取組みの一環となります。本実証実験は、 丸の内仲通りに、低速の自動運転モビリティを運行し、歩行者と自動運転モビリティが共存する環境の社会受容性を検証する目的で実施されたものです。

実証実験では、 ⼤丸有スマートシティとして構築する都市OS(データ連携基盤)を活⽤しております。運営主体の異なる複数の交通手段(自動運転モビリティ、丸ノ内シャトル)の位置データを都市OSに格納、API経由で外部に連携することで、⾃動運転モビリティと⼤丸有地区を巡回するバス「丸の内シャトル」の位置情報をリアルタイムで確認できるスマートフォンアプリ(実証実験アプリ)を迅速に開発し、快適な移動体験の創出に役⽴つかの検証を実施しました。

自動運転モビリティ走行実証実験における都市OSの活用

(出典:一般社団法人 大丸有まちづくり協議会)

 

本実証実験では、以下内容の役割を果たしております。

  • 運営主体の異なる複数の交通手段(自動運転モビリティ、丸ノ内シャトル)の位置データを都市OSに格納、API経由で外部に連携
  • ご協力頂いた約500名のユーザに対して、乗車券や交通手段の位置情報などを表示する実証実験アプリの提供
  • 実証実験アプリを通じた人流情報の取得

関連リンク

大丸有スマートシティ サイト: https://www.tokyo-omy-w.jp/

提供価値と今後の展望

本実証実験を通して得られたデータや検証結果から、異なるモビリティ間のサービス連携の在り方や、新たなモビリティを受け入れる都市のリ・デザインの在り方を検討していきます。